中国なまりの英語

前の旦那は日本語が多少話せて、でも学校できちんと学んだ訳でないので、カタカナの発音が変だったり、言わなきゃいけない言葉が抜けたり、長音が抜けたり、色々面白かった。

例えば、プールはプルー。半袖はハンソ。長袖はナガソ。”で”はあまり聞こえないから言わなくていいだろう、みたいなね。大岡山が岡山、ちゃんがちゃ。

中国語でなになにの、の『の』に当たる部分は『的』と訳し、私のは我的、あなたのは你的、と言います。良い人、などの形容詞+名詞に『的』は付ける必要がなく、ただ好人といい、悪い人は坏人と言いますが、なぜか彼は形容詞+名詞に全て『の』を加える癖がありました。

良いの人、悪いの人、いいのこと、楽しいのこと。遅いの電車などなど

中国人は95%嫌な奴で占められていますが、稀に、ごく稀に良いの人がいます。

私のお気に入りはジムの受付の女の子で、彼女は典型的な東北の大柄な女性で、立ち上がると180近くあって、横もすごくでかくて、いいな!君!と言いたくなります。

いつも綺麗にしていて、私は常にすっぴんスポーツウェアですが、彼女は程よく化粧をして、最近の顔立ちだし、髪はサラサラのショートを赤く染めていて、クールなんです。

私は中国に来て以来、水も合わないし、シャワーは弱いし、頭を洗うのが億劫になり、常にクサい頭皮を保っており、女を辞めている感じでありますが、この中国でどうやってそんな綺麗な髪を持てるのか、興味があり聞いてみたくなりました。

彼女の英語は楽しい感じで、かなり中国人なまりがありますが、私は自分の中国語に自信がないので、英語で押し通します。

私「いつも綺麗にしてていいね、髪もすごい綺麗」

アマンダ『そう?ありがとう。あなたの髪は、んーなんて言うのかな、コーヒー色ね!』

ははは。彼女は大きな身体とは違うステキな英語名を持っていて。言い方も中国語からストレートに英語に訳すので面白い。

他の受付嬢は目も合わせないし、いつも無視されるので、話すのはアマンダだけ。というよりお喋りで人懐っこい彼女にいつも捕まって、ちょっと話すのが小さな楽しみでもある。

だからアマンダが受付にいないと悲しい。

他の受付の子は無愛想だね、という話をアマンダとしている時、アマンダが何か変な事をのたまった。

『I like smell!』

私「you like what?」

『I like sme-EE-ll!!』

???

アイ ライク スメル(匂いを嗅ぐ)?

スマイルでした。

とってもストロングなチャイニーズアクセントです。

Veryなど、Vの前にはぅぅーと前置きが必ず入ります。だからvery goodは『ぅぅぅぇりぃ ぐゎぁっど』みたいになる。オーマイガも『オーマイ グワァッド!』

Nはィェんンヌ、yesはぃぃぇぇーす!

Good afternoonはぐっだ あふたぬうんあ!

[あ]=啊、は感嘆詞で、なになにだよね?の”ね”とか、だなぁ、とか、そんなのに使われ、基本はアですが、文末によってナやオ、またヤに変化しますが、普通の中国人だったらアが必ずつくので、彼らはこれをイングレースにも応用するのです。

面白いのは本人はまっとうな英語を喋っていると信じ込んでいることで。

では私は日本人なまりの英語を喋らないのかというと、全然訛っています。

一番苦手なのはエルの発音ですが、今だからこそ、少し出来るように(逃さないように、のが適切かな)なりましたが、前はエルもアールも似たようなものだと本気で思ってました。

でもある日、旦那にブラックと発音したのを笑われて、何がそんなに可笑しいんだ、と深く追求したことがありますが、彼の説明によると、舌の置く場、うんぬんより、音を出す強さが抜群に弱い、という感じの印象を受けました。

ちょっと異なりますが、カとガは大違いですし、パとバも大違いです。その、全然違う音を混同しているのだから、変に聞こえても仕方がありません。

私のブラックは、ラがエルの発音を出してないので、オバマさんのバラックに聞こえるということでした。

人の事馬鹿にしていないで、自分も努力しないといけないですね。

ブログランキング参加中
スポンサーリンク
検索

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
検索
Scroll Up