北京の市場でのクラスター(集団感染)

北京では今週から小学校の一部の学年の登校が始まる予定で、子供達のママは浮き足立って喜んでいたのに、また新しいケースが出ておじゃんになりました。市場から発見されたという話は、知人に聞くとどうもふざけた話で、真偽のほどは分からないので、信じるかどうかは自分次第ですが、しかしとっても中国らしいストーリーでした。

ここ2、3週間は護衛の温度チェックも緩んでいて、メインゲート以外のマンション入り口が開放されたり、商業施設での体温チェックもされなかったり、すっかりコロナが忘れられていた北京でしたが、背景には政府の二か月感染者を出さないという強い方針と、絶対的な隔離がありました。中国はまだ、外国人への国境を封鎖していて、内部から感染者が出たくせに外人のせいにしている節がありますが、それは即ち内部のコロナは抑えているという自負があったからで、今回の失敗でその管理体系も大きな見直しがされると思います。

感染源は吉林省に行ったある女性からで、北京を出る際に携帯を家に置いて出たそうです。北京ではどこに行くにもQRコードのスキャンが必要で、日本で言えばドコモやauが、政府にGPS情報を提供していて、読み取りをすると瞬時に最近二週間に北京に居続けているかの情報が出ます。私は一歩も出ていないので、異常無しと表示されますが、もし北京を出たら、恐らく赤字のアラートが出てくるんだと思います。これが出たら、とにかく家から一歩も出れず、食事は宅配か材料の配達で自炊、ゴミ出しは1日1回のみ、セキュリティが何度も自宅にいるか確認にくる、という状況になり、家族が一人でもそうなると、ファミリーメンバーも同様の自宅待機が必要になる為、家族総出で缶詰にされます。

この女性の旦那さんは政府関係者だったという噂で、自宅待機を避けたかったんでしょうね、吉林省からコロナを持ち帰った女性は、子供と旦那を感染させ、旦那は仕事で市場の視察に行き、そこで拡がってしまったという話です。なんと身勝手な行動か。その女は国家反逆罪で静かに処分されちゃったんじゃない?とみんな囁いています。

また、子供は学校に行き、子供の学年で集団感染。その家族の居住地区は大々的に封鎖され、検査では何千人も検体を取られたそうです。実際に何人が感染したかは数字が出ていません。こわいこわい

翌日には早くも検査が厳重化され、私達の住む地域でも、やっと開いたマンションの1番近いゲートがまた閉まってしまい、抱っこ紐で赤ちゃんを連れて炎天下の中、メインゲートまで歩くだけで気を失いそうになります。いい迷惑なんです。

政府は随分今回の件を重くみているようで、こんなポストがありました。

この1週間はケースが増えるだろうから、北京を出る事は控え、人の多いところは避け、予防をしっかりしろとの警告。早く日本に帰りたいのに…

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