イギリス英語(IELTS)を勉強しよう

アメリカ英語とイギリス英語

アメリカ英語を聞いて育ってきた日本人にとって、イギリス人と付き合う上で最初につまづくのがアクセントだと思います。私の彼は割とノーマルなイギリスなまりで、慣れてからは平気になりましたが、それは私がニュージーランドに留学していたからもあると思います。ニュージーランドはかつて英国の植民地だったため、イギリスの文化が根強いです。まだコモンウェルス(イギリス連邦)としてスポーツの大会を加盟国のみで開催したり、英国王室のニュースがまるで自国のニュースのようにテレビで流れることもあり、属国だったというよりは、憧れや尊敬の念も交じっているような、とても好意的な関係です。

アメリカ留学時はTOEFLが必要ですが、英国英語圏の大学を入学したい場合はIELTSという資格が必要です。NZやオーストラリアの語学学校やファウンデーションコースでは、IELTSのテスト対策ができます。

IELTSを受ける大変さ

IELTSテストはリスニングやリーディングだけではなく、ライティングとスピーキングがあります。各項目ごとに何が難しいかを言うと、リスニングでは、英国英語圏の各国の訛りが出てきます。例えばイギリスなまり、オージーイングリッシュ、少しNZなまり、少しインドなまり、という風に、各国の留学生が話しているというシナリオで、色んなタイプのアクセントが出るため、聞きなれないと全く理解ができません。リーディングは特には変わりませんが、選出されるトピックは少しアメリカ英語とは異なり、ヨーロッパよりの色合いがやはり濃いです。また、スピーキングは、受ける国の面接官のなまりに慣れていないと聞き落としますし、そのアクセントに近く発音できると面接官に与える印象がよくなります。NZでは、試験会場毎に採点が厳しい厳しくないという差があり、AUTは評価が厳しい、などの噂がありました。その時の傾向は現場に行って情報収集しないとわかりませんが、いいスコアを出したい場合、面接官に好印象を与えるべく、堂々と、ミスのないように、笑顔で明瞭に返答する必要があります。これがイギリス訛り(or +コモンウェルス各国の訛り)になるので、とても大変でした。ライティングに関しては、時事問題が多かったですが、どれだけテスト対策をしても、テーマを読み切ることは難しいので、パラグラフ毎のフォーマットを頭に叩き込み、どんな内容が来ても中間部だけ変えて、頭尾を固定させるような文章構成にするよう、努力した記憶があります。

そのようにイギリス英語を勉強する努力をしていても、ネィティブのほんまもん訛りには、本当に愕然とさせられます。こんな英語、英語じゃない!と思うような、歌を歌うように喋る人が、イギリスには多すぎます。これは私の勝手な解釈ですが、男だけど、声が変に高い、というか高く発音する人が異常に多い。男だから渋い声で話さないとかっこ悪い、という考えがあったとしたら、対極になるような、頭のてっぺんから発音する男性がかなり多いです。

彼とテレビを見ていて落ち込むことがよくあります。彼のイギリス英語はわかっても、ロンドン英語はわかりません。チェルシーのなまりはいいですが、scouseはひどい、北西部リバプールの訛りはもう全然だめです。アイルランドも何言ってるか全くわかりません。いくら頑張って勉強しても、壁は常に立ちはだかるものです。

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