イギリス人の日本での暮らし方

ゴールデンウィークに東京に戻った時の話です。ディー(イギリス人彼氏)の家に泊まる約束をしていました。福岡との遠距離恋愛はそれなりに寂しかったので、久しぶりに会えるのは嬉しく、京急蒲田まで迎えに来てくれて、改札で目が合った時にぺこっとお辞儀をした彼は『本当に来るかドキドキしていた』と言いました。

あまりにも骨格や体格が違うので、たまに同じ人類ということを忘れてしまうのですが、ディーも人間なんだな、とこういう時に思います。

vulnerableという言葉はネイティブの会話でたまに出ます、人の弱さや傷つきやすさを表現するときに使う言葉です。

弱さの出方は人それぞれですし、耐久性も人の資質によりますが、ディーは仕事や外部との折衝にはとても強く、ソーシャライズされた人ですが、家では割と内向的で、とりわけ私とのrelationshipに関しては、とてもvulnerableです。

そんな彼と、毎日やり取りする中で、しっかりとお付き合いしないといけない、と思うようになりました。

外人はやっぱり外人ぽい家に住む

彼の家について驚いたのは、なかなかいい家に住んでいたことです。といってもマンションの2LDKですが、一人暮らしには十分すぎるくらいの大きさで、内装はなんとなく外人が住みそうなレイアウトでした。

具体的には、ドアの鍵の位置がやたら高いこととか、家具が欧風、照明がダウンライトと蛍光灯照明と2種類あったことや、当たり前ですが日本語の物が一切ありませんでした。

ディーは白熱灯のダウンライトしか使わなかったため、夜には部屋がとても暗く…

彼曰く、夜に眩しいほどの照明がついているのは嫌だ、そうです。夜に散歩してコンビニの前を通ると、なんでこんな無駄なことしてんだろう!と憤慨します。自然志向?

でも私は、30年以上も蛍光灯の下で育ってきたので、あの暗がりはすごく不快でした。一緒に住み始めてからも慣れるまでかなりかかりました…

しかも家の電気は、彼が生息するエリアだけです。玄関ライトもキッチンも全くつけません。

使うときにつけて、終わったら消す。うちの親父もそこまで厳しくないのに。

リビングの最低限のライトと、テレビ代わりのマックのディスプレイが際立ってます。

テレビはありません。見てもわからないしね。

よくこんなんで生活できるな、と思いましたが、彼は読書するわけでもなく、ほぼカウチでマックを見ているので、明るい電気は必要ないのでした。

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神がかった貧乏節約暮らしだけではない、彼の生態系

初めての滞在では、さすがにそこまでのカウチポテトっぷりは見せませんででしたが、一緒に住み始めてからは、そのトドのような生態系に幻滅する毎日でした。

ほぼ一日ソファでテレビを見て過ごせる人ってどうなんでしょ。

ディーは滞在中にディナーを作ってくれました。メニューはハルーミチーズのサラダ、キャロットラペもどき、オニオングラタンスープでした。結構美味しくて、とくにハルーミチーズは日本ではなかなか食べれないですし、私はその時初めて食べたので、外国風だなーと思ったものです。

問題はディーの寝ているベッドで、恐らくシーツは全く変えていないし、枕も5年くらい使っているだろうし、下手したらイギリスから持ち込んで30年くらいいってるかも。

私は軽度の潔癖症で、汚いものや、汚そうなものがとても苦手です。

その枕で寝るのも、そのベッドに入るのも嫌でしたし、サイズがセミダブルで、でぶの外人とシェアできる大きさではありませんでした。

でも外人って、キングベッドで寝たりしない印象なんですよね。勿論いるんでしょうけど、よくアメリカドラマのワンシーンで、横に寝ながらスプーンしているシーンありますよね。上向きで一人ひとり余裕をもって寝るというより、なんとなくくっついて寝る感じかな、と思っています。

彼もそんな感じで、二人でセミダブルはきつくない?と聞いても、そう?と聞き返されるだけでした。眠りにつくまではくっついていても、寝たらケツを向けて、しかもそのケツで押してくる。不公平だ…と思いました。

その他にも、風呂蓋がビニールカバーがかかったままバスタブにのっかっていたり、(一度も使ってないわけです。)一日中窓を開けているところとかも、やはりカルチャーショックでした。

以前中国人の友人が、アイルランドに留学に行ったときに、現地人の彼女ができて、風邪を引いているのに窓を開けっぱなしにするから、寒いから閉めてと言っても、フレッシュエアーと一言いわれ却下された、というエピソードを思い出しました。

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