アメリカ英語の笑いとイギリス英語のサーカズム

ディー(イギリス人旦那)がどんどん大きくなっています。

もともと82キロだった彼は、イギリスへの帰郷と中国での二カ月で85キロまで記録を伸ばし、ミシュランのタイヤのキャラに一段と近づきました。

何キロだった?と聞く頻度が減って、デブだなぁとは思うけれど放っておいた私。

ある日、体重計に乗っている巨体をキャッチしたので、今一体何キロなの?と聞きました。

「85?」

『ううん』

「もっと上?まさか!」

『…。』

「嘘でしょ、87?? 」

『もうちょっと…』

「ジーザスクライスト!! 88?」

『I was hitting 90!!』

しんじらんねー。デブにも程がある。

Hitting 90という表現がいかにも彼らしいので、今日は英語(イギリス英語 アメリカ英語両方)とそのユーモアに関して書きます。

Hitという動詞は誰でも知ってる中学レベルの単語ですが、それをどの名詞と一緒に、どんなシチュエーションで使うのか、という発見はネイティブと一緒にいるからこそわかる時があります。

意味は、90キロに限りなく近かった。90キロに到達しそうだった。ですが、彼はcloseを使わずにあえてhitを選びます。

私は昔、外資系の営業をやっていましたが、英語でノルマを達成することをhit a (the) targetと言いました。

ディーはイギリス人らしく、sarcasm(サーカズム-皮肉)満載の話し方をします。面白い言い方をいつも考えている感じですね。

英語でもくだらないオヤジギャグがあるんですが、彼の場合はオヤジギャグが7割で3割がウィットに富んだ言い方かな。

例えば同じコミュニティのグループチャット内でのこんな発言。

noone in the fam has sent a message for nearly a week, unless youve started a new group without me!

[ネイティブ同士のチャットは短縮や誤字でもそのままが多く、ただでさえ訳すのに時間がかかるのに本当についていけない。意味は以下↓]

ファム(ファミリー)の誰一人としてメッセージを送ってない、もう一週間になるぞ。アンタたちが俺を除いて新しいチャットグループ始めた以外は…

これだけだと分かりにくいですが、状況を説明すると、チャットルームに10人メンバーがいます、先週から誰も発言してませんよ、皆さんどうしました?もしかして僕の事除いて新しいグループ作ったの?ということです。

彼なりのご挨拶なわけです。

では英語のオヤジギャグってどんなの?〜アメリカ英語の場合

YouTubeで見つけたくだらないオヤジギャグのバトル。笑ったら負けというもの。私は好きです。

イギリスのサーカズムを理解するのに最適なテレビ番組はこちら。コメディ『Would I lie to you?』

ディー曰く、コメディアンの出演者が最高に面白いそうです。彼のお気に入りはLee Mack.

David Mitchelは『Peep Show』というイギリスのシットコムに出ていたので知っていました。

Peep Showはシニカルだし独特で、私は好きになれませんでしたが、『Would I lie to you?』は頑張って理解出来たら面白いです。

ただ、会話は速いし、ブリティッシュアクセントはあるし、ほぼ聞き取れません。出来れば英語字幕が欲しい。

日本のコメディは、単純にバカをやるのが多いと思います。アメリカも割と近いというか、単純明解な明るいバカコメディが多い。

一方イギリスのお笑いは、ガハハハというバカ笑いではなく、眉をひそめてハハハ(冷笑)みたいな感じですね。斜に構えている、皮肉、お互いをおとしめて笑いを取りにいくのが多い。

慣れないと理解に苦しみますが、分かってしまえば、アメリカの手放しで褒める文化より、私は親近感を感じます。

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