イギリス人の財布の紐は固い

イギリス人彼氏と私のお会計のあり方は、他の家とはだいぶ異なります。

外国人のパートナーがいる方で、結婚して扶養になればお財布は一緒の場合が殆どだと思います。うちは彼がとんでもなくケチなので、別々に生計を立てています。自立してほしいから、とか、仕事を持つことはあなたにとってプラスになるから、とか、健康で時間があるのに仕事をしない意味はない、とか、一文無しじゃないんだから少しは会計に貢献すべきだ、とか彼は色々いいますけど、要は節約したいんだと思います。

では実際にはどんな感じかというと

食費・食事は別々です。私が食べるものは私が自分で買い、彼が食べるものは彼が好きなように買います。お互いに仕事をしているので、夕飯の時間が合わないこともあります。無理して平日に夕飯を作るのはしんどいです。好きなもの買って個々に食べたほうが楽です。また、食材に関しては、私はかなりこだわります。でもオーガニックじゃないとだめ、とかではありません。できれば新鮮で、安全ないいものを食べたいので、宅配を頼みます。といっても生協ですし、毎回セールになっている商品しか買わないです。彼はというと、値段で食べ物を決めます。19時以降で安くなっていたらそこから買う、半額の野菜・果物を買う、土日の売り出しにまとめて買う、など、とにかく安い重視。なので私と彼の買い物はあまり息が合いません。

他の光熱費はどう割っているかというと

水道とガス、またインターネットは彼が出しています。私が引っ越した時はLANケーブルしかなく、ネットも繋げない悲惨な状態でした。私がかなり文句を言って、やっとWiFiルータを購入し、無線が使えるようになったのです。当時彼は他の階の他人のWiFiをこっそり使っていて、電波が弱かろうが気にしなかったのです。家のほんの一部の一平方メートルぐらいしか、(他人の)WiFiが使えない状態、腹が立ちます。

さて、電気は私の担当です。全て彼が出すのが当然と思っていたのですが、少しくらい貢献してほしい、彼のお決まりのセリフがでたので、私も譲って電気代を払う事に決めました。うちはループ電気ですが、東電のころよりはるかに節約できています。彼は東電の頃の代金しか知らないのですが、私は電気会社を乗り換えたため、彼が思っているよりは払っていないはずです。でも言わない。言ったらまた何か払わせられるから。

イギリス人とゴールインしたいなら、妥協策を見つける

この、お前出しとけよ合戦は全ての支払いに関わってきます。自分もどんどんケチになるし、うちの会計事情を他人に話すと、えーそんな旦那でいいの?と聞かれるし、私だって、とっても嫌です。でも彼の嫌なところは、ここに一極集中しているので、この部分がクリアできれば、そんなに悪い奴ではないのです。

では、外食や旅行はどうするか、ですが、まずうちは外食しません。お互いに払うのが嫌だからです。彼も、じゃあ割り勘で外で食べよう、とまでは言いません、私が不機嫌になるのは目に見えているので。じゃあ僕がトリート(おごってあげる、の意味)するから、今日は外で食べようね、にもなかなかなりません、恐らく年に一回くらい。誕生日か、クリスマス。

それに関しては、私は結構平気です。私は飲食で何年も働いていた経験があり、一通りの料理は作れます。スキルとクックパッドがあれば、料理なんて簡単です。自分でいい素材を買って、ちゃんと料理をするのはメンタルにもとてもいいです。外であんまり美味しくないごはんをお金払って食べるくらいなら、自分で料理する方がいいのです。

旅行は、うちは収入に比例し、出す割合を決めます。

彼のが勿論稼いでいるので、それに相応するよう、パーセンテージを決めます。ホテルも航空券もすべて合算して、あとで精算するわけです。ちなみに現地でのご飯は別会計、徹底していると、われながら思います。

いいか悪いかでいえば、賛否両論あるのはわかっています。私は彼に全部出してほしいです。でも、そのたびに口論になるのならば、お互いが譲歩できるぎりぎりのラインで、納得するしかないんだと思います。イギリス人は財布の紐が固い、とよく言います。知らないで付き合うと大変なので、これからお付き合いを考えている方、覚悟しておきましょう。太っ腹なイギリス人には会ったことがありませんから。

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