アメリカ人のママ友、イギリス人のママ友、世界のママ友

海外子育て

夫の職場の関係で知り合ったママ友達と少しつるんでいると、ソーシャルメディア内で駐在奥様ママのグループがあると知りました。びっくりするぐらい国際的で、ヨーロッパ国籍が特に多く、中国にいた時付き合っていた人達を思い出して、韓国と中国で駐在員の国籍比率がこんなに違うんだなとびっくりしました。中国ではフィリピン人やアジア人が多くて、欧米人は決まったエリアにしかいなかったし、そこまで多様な国籍の人はいませんでした。

そんなに必死というか、乗り気だったわけではではないのですが、グループに参加させてもらうことになり、コロナが落ち着いてきたので、今まで週1で行っていたという、屋外でのmeet up(集まりみたいなもの)に行ってきました。

最近よく会うようになったドイツ人ママは、エジプト人のパートナーがいて、結婚はしておらず、産休半年で仕事に戻ると言っていて、赤ちゃんはまだ4ヶ月でした。パートナーへのexpectation(望みというか期待というか、夫に何を求めるか、みたいな時に使います)は、ものすごく低く、自立していて、プロジェクトマネジャーの仕事をしていて、とっても自立している女性です。彼女の最近の心配事は、仕事に戻ったら一歳以下の子を預かってくれる施設が周辺にあるかということで、家にいて子育てをするつもりは全然なく、パートナーにも経済的に全く頼っていません。自分が恥ずかしくなる、とまではいきませんでしたが、世の中には自分よりもっと大変な道を歩んでいる人もいるんだな、と思いました。

私は仕事をする方がしんどい、と思ってた方なので、専業主婦でママであることが当然なのですが、生んですぐに職場復帰する人もたくさんいて、私はやはり日本人の感覚があるので、子供を産んだら2、3年は仕事しないのが普通な感じがしますが、欧米では半年の産休は当たり前です。そんなキャリアウーマンの彼女の仕事はとても地位のあるものだし、有名な会社だったので、仕事を捨てるという選択肢が元々ないのも理解できますが、別の角度から見ると、子育てより仕事のがよっぽど楽だ、と思う人がいるのも理解できるのです。

仕事だったら、ランチの時間は好きなものがゆっくり食べれるし、8時間張り詰めて仕事しているわけでもないし、自分のモチベーション次第で如何様にも楽にできますが、子育てはなかなか手抜きがしにくい。子供の行動は自分の予想に反することばかりです。今思うと、ゆるーく仕事していた方が子育てよりよっぽど楽だった。

集まりの前に、ちょっと小洒落たサラダボウルの店に行って彼女とランチをしました。ひっさしぶりにこんなヘルシーなご飯食べたわ…とぼそっというので、「私も家では冷凍食品しか食べてない、それか買い食いのパン。もっと健康的なもの食べたいけど、娘が手がかかってとてもじゃないけど作れない。買い物も大変だし、準備も後片付けも、とにかく面倒、甘いものばっかり食べてる…」と言いました。そうしたら、そうだよね、わかる。私もスイーツばかり食べてる、特にアイスクリーム。毎日食べてる…というので、私だけじゃないんだ!毎日アイス食べてる人ここにいた!と眼からうろこでした。国籍や肌の色が違っても、同じ女性で妊娠出産を経験して、感じる事も通る道も同じなのでした。違うのは、自己主張の仕方、勿論個人個人の性格がありますから、一概にどこの国の人だからこうだ、とは言い切れませんが、私が気付いた国別ママの特徴は、こんな感じです。

特に比率の多いアメリカ系のママ達、韓国はアメリカよりで、まあ日本もアメリカの文化にかなり影響されていますが、イギリス人と一緒にいると、アメリカっぽい物を見たり聞いたりする時に、ああすごくアメリカだなと思います。まず話し方ですが、英語のノリが軽く、抑揚も強いです、アメリカのアクセントって、日本人は聴き慣れているのですが、他国と比べると結構強烈で、引いてしまうことがよくあります。リズムが強いというか、歌うように喋るというか…またそういう映画やドラマを見て、こういう風に話すんだと、勘違いしたアジア人が黒人のアクセントなどを真似したりしてしまうのですが、特に黒人の話し方は特徴的なので、日本人が真似すると結構恥ずかしい。でもアメリカに傾倒している日本人はその事実が見えてきづらいんですね、世界的に見ると残念な英語環境です。

またアメリカ人のママは、自己主張がはっきりしていて、自分の希望をしっかりと先に伝えます。それがいい悪いではないのですが、たくさんの人が集まる中で、自分の希望を言い出せない人も中にはいるので、リーダーシップをとって先導するのは、アメリカ人のママが必然的に多くなります。いつ会うか、何曜日がいいか、どこのレストランに行くか、大抵決めるのはアメリカ人ママです。

二大英語圏のイギリスのママはどうかというと、自己主張はあるにはあるのですが、もっとマイルドでお伺いを立ててくれる人が多いです。イギリス人は男女平等が当たり前で、女性が仕事をしている家庭もすごく多いのですが、産休は会社によりますが1年取る人も結構います。お国柄女性が自立していて行動的なので、アメリカ人ママ達と同様に率先してイベントなどを計画してくれるし、誘い出してくれるのですが、あまりしゃしゃり出てくる感じはなく、付き合いやすいといえば、そうかもしれないが、腹の中は何を考えているかわかりにくいのもあります。イギリス人は島国で、割と日本に似た部分があり、日本も身内をけなして笑いを取る文化はありますが、イギリスもとても多く、だからこそナイスな人に会うと、この人本心はどう思ってんだろ、と勘ぐってしまいます。

私がよく会うのはイギリス人ママとアメリカ人ママ、アジア人で帰国子女でもない私はいつも気が引けます。彼女達の弾丸のようなトークには、ついていけても気の利いた相槌はなかなか打てないし、面白い事のひとつやふたつも言いたいけれど、会話を聞いて理解していくだけで時間が過ぎていく。必然的に無口になります。私が聞き役に徹しているので、三人でも話してるのは二人。その場にいる意味があるのかなーなんて、ひねくれてしまいます。

そんな中で、比較的ほっこりと話ができるのはベトナム人のママとドイツ人のママ。みんなそれぞれ自国のアクセントはありますが、お互い様なので気にならないし、まるでネイティブのイギリス人やアメリカ人より、一緒にいて自分を卑下しないですみます。英語の壁はこのまま一生続いていくんでしょうが、あんまり自分をダメダメと思わずに、少しでもいいから上手になっていこうと励ましながら成長していくには、結構な強い心が必要です。

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