The Last LegでMegxitを見て

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イギリスのチャネル4のTVプログラムで、”The last leg”というのがあります。かなり過激な内容が多く、そもそもプレゼンターがハンディキャップのある人3人という、あまり他に見ないコンセプトです。テーマは 「3人で4本の脚」 で3人中2人は片脚を失っており、もう1人は肢体不自由として生まれて来て、指が足りないまた足も捻れているという、そんな三人が主役なのですが、コメディアンとして皆成功していて、番組も人気があります。初めて見た時は何でこういう顔触れなんだろうと、単純に驚いてしまったのですが、イギリスの番組ではハンディキャップを持つ人からゲイやドラッグアディクトまで、ありとあらゆる人が自ら露出をしています。

この番組では、毎週起きた事を面白おかしく取り上げて、小馬鹿にしたり笑いにしたりするのですが、今週はMegan妃の王室離脱がトピックに上がっていました。

Megxitと書かれた出口の表札が目の前に
MegxitはBrexitの変形版で
Meganに嫌気が差したイギリスが野次って作った造語

私は個人的に彼女が好きで、と言っても彼女のビッグファンではないのですが、SUITSを見ていた時に随分セクシーで可愛い子だなぁと思っていて、仕草やたたずまいも美しく好感を持っていました。Prince Harryと結婚するとニュースで見た時は、すごいビッグカップルが誕生したもんだと、2人ともよくやったなぁと感心したものです。

イギリスよりのニュースしか見ない我が家では、彼女達が頻繁に批判されているのを当たり前のように目にしましたが、夫が報道に翻弄されて、Megan妃を毛嫌いしてるのを見ると、一人のアメリカ人女優がイギリスみたいな人種差別の国に嫁いだのに、よってたかって叩かなくてもいいのに、と思っていました。

私は皇室とか王室の存在意義は、賛成も反対もしないニュートラルな立場なのですが、国の税金を国民が払っている以上、無駄遣いはしてはいけないとは思います。でもHarry夫妻は経済的自立を表明してる訳ですから、それで穏便に終わらせればいーじゃないかと。

盛大な結婚式が終わったあたりから、Megan妃のわがまま(とニュースでは伝えられていますが…)はコンスタントに取り上げられていて、その度にウチの夫は、こんなバカな真似をしなきゃいいのに、国民からの信頼や人気を失う事になる、と散々言っていました。そして、今回の王室離脱のニュース、思ったより早かったです。

イギリスは、移民やそれこそ障害などの多様性にとても寛容で、というかそういう様に見せられている、見せている感じがありますが、彼ら生粋のイギリス人の血には、やはり偏見や差別が流れていると思います。

もしHarry王子がイギリス人女優と結婚していたら、ここまで叩かれることは無かったでしょうし、白人だったらゴシップは少なかったでしょう。ニュースを見ていても、悪意が込められて報道されている様な気がしてなりません。

日本とイギリスは島国同士で共通点がありますが、文化や多様性の点では大きく異なっています。どの国でも差別や偏見をゼロにするのは不可能ですが、表面的に私達は公平ですとアピールして、実は偏見に満ちている現実を持つ(ように私には見える)イギリスと、日本のように、もっと報道に保守的で(少なくともNHKなどは)取り上げられる機会も少ないが現実も露出は少なく私達は公平です!とも言わない社会、どちらがhonestなのだろうと、考えてしまいました。

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