イギリス人と正月

当たり前ですが、外国人パートナーに正月がどんなに大事か説いても、あまり効果はありません

とはいっても、同じような感覚を共有できないだけで、全くノってくれないということではないです。

今年は私の実家に一緒に行ってくれ、手土産を持って挨拶し、お節料理の中で食べれるものを食べ、滞在時間2時間ほどで帰ってきました。

実家が遠くて泊りになる場合は、もっとコミットが必要になりますから、また違ってくると思います。大抵、お嫁さんの実家に泊まりたい旦那さんは少ないと思います。自分は実家に帰りたくても、外国人の旦那の事を考えると長居はしづらい…そんなことならお互いの実家に、別々に帰る方がよっぽど楽、という選択肢も実際によくあります。

イギリスでの大みそかはパーティ。年始は早々に出勤

仕事や状況によりますが、イギリスでは大晦日まで仕事をします。31日は早く切り上げることが多く、その後は若い人はニューイヤーズイブのパーティーに行くことが多いようです。

日本との時差は9時間なので、元旦の朝はイギリスではまだ夜です。

ロンドンアイ(観覧車)のそばでやる花火の実況中継をディー(イギリス人婚約者)と一緒に見ました。彼は『この花火でヨーロッパにイギリスのパワーを見せつけているんだよ』なんて言っていました。なんでしょうね、北の国が軍事力をパレードで見せつけるのと同じでしょうか…そんなことで各国の力関係を表さなくてもいいとは思うんですが、イギリスの人は自分たちが一番だと思っている節はありますからね…

正月番組もなし、年越しそばもなし、日本にいるのに国内留学している感じ

彼と住んでいて良いことに入ると思うのですが、ガッツリ外人の人と住むと、自分が住んでいる国を忘れます。勿論一歩家を出れば日本なのですが、うちの中は小イギリスです。

彼が見るもの、聞くものは全てイギリス製。テレビドラマはたまにアメリカ物も見ますが、同じクオリティだったら確実にイギリスを選びます。我が家にある本、装飾品、クリスマスカードやポストカードなど、全て英語で、日本語の物は私が実家から持ち帰ったものだけです。

こんなに排他的(というか長く住んでいるのに馴染まない)な人は滅多にいないとは思いますが、逆にここまでイギリス環境を保てたから、彼は6年も独りで日本に居れたのかもしれません。

私が日本で日本らしい生活をしなくて平気か?答えはイエスです。仕事でどっぷりと日本社会に浸っているので、家では外人と外国に暮らしている感じが丁度良いです。

無理して日本社会に引きずり出さない、やり方は十人十色だが

私の感覚ですが、そうしたい人はその時点でそうなっているはずなので、私の彼のように現時点で現地の文化に溶けこんで生きていない人を、無理やり強いるのは得策ではないと思います。

例えばですが、私がニュージーランドにいた時、年末のパーティに誘われても行く気になりませんでした。日本だったらガキ使見れるのに…とか思ったのを覚えています。その当時、例えば現地でお付き合いしてた人に誘われて、仕方なく行ったとしても、やはりそんなに楽しめなかっただろうと思います。

vice versaで、今日本にいる私の彼も同じです。

訪れるのと、住むのは違います。住むには仕事が必要で、仕事を自分の国以外でするのはとっても大変です。ストレスは母国で働くより数倍、わからない言葉の中で生活するプレッシャーが毎日あります。

そんな中、頑張って働いている彼に、余計な負担はかけさせたくないのです。

なので、私は日本で正月ではなくNew yearを過ごしていますが、これもまた良し、arigato!と思うようにしています。

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