NIPTの結果と16週検診@北京明徳医院(オアシスインターナショナル)

前回が12週で妊婦健診に行き、その日にNIPT(新型出生前診断)もして来ました。ハイリスクの結果が出た場合、電話で連絡しますと言われ、ローリスクの場合は次回検診の時に口頭で説明するかも、と曖昧な中国人女医のコメントを最後に、結局病院からは連絡がなく、前回取った予約日が来ました。連絡がないのはいい事だよ、という夫ですが、日本人の私としては、医者や病院のような公的機関が(私立であろうと公立であろうと)言った事を守らず返信もしないという状況に不信感がありました。

前回の中国人医者Dr.Daiは、中国の口コミサイトでは非常に評価が高かったのですが、それは中国人に対してであって、私にとってはいい加減以外の何者でもなかったです。彼女は自分で直接私に連絡すると言いましたが、通常は電話をかける、と。でも彼女の英語が酷いので、メールにしてくれと頼みましたが、結局本人からの連絡は有りませんでした。

甲状腺の数値が高いから次回空腹で来て下さいという殴り書きのメモをスキャンしてメール添付して、一体何が具体的に悪いのかという説明は一切なかったので、医者から説明はないのかと産科に返信すると、それにも返信はありませんでした。なので正直オアシスが日本人ママさん達にお勧めかと言うと、わかりません。

今回はポルトガル人のVanessaという女医さんで、駐在の外人にわりと人気のようなので、疑問を詳しく聞こうと意気込んで行きました。

初めてディーが一緒に病院に来ました。日本だったら彼は働いているので有り得ないでしょうし、中国でも前回は休みが取れませんでした。でも中国では夫婦揃っての診察が一般的で、多分会社も緩いからヨメが妊娠して…とでも言えば半休なんて簡単なんでしょうね、働いてない人もとても多いし。今回は周りに妊娠してる人が多いらしく、理解がある職場で午前休をとってくれました。

9時からの診察で7時過ぎに家を出て電車に乗って行ったのですが、北京の最悪なラッシュを彼に体験させられて良かったです。どれだけ大変か、言葉だと伝わらないので…前側はカバンで守れますが、後ろはノーガードなので、彼に被さって貰って、それでも肘やら膝やら携帯やらぶつかってきて、気が遠くなりそうでした。東京の通勤ラッシュより酷いです。ディーは強いので、彼の巨大なケツで中国人のおばさんを押しやり、おばさんは後方で聞いたことの無いような悲鳴をあげました。私は内心、よくやった!と思いましたが…

さて、Vanessaとの診察ですが、大して待つこともなく問診で終わりました。ただ、やはりユーロ圏での産科としての経験がある彼女なので、中国人医者が言いがちな独特の項目のハイローについても、冷静に説明してくれました。私は医療用語は分からないので、全てを理解した訳ではありませんが、甲状腺数値に関しては、脳からの指令としての数値が少し弱いと、しかし最終的な数値は正常範囲内なので、今あえて再検査する必要はないと思うと。でもDr.Daiがあなたの主治医なので、私は何も言えないけれど…と言われたので、いやいや保険会社の手違いで婦人科に予約が入ってて、本当は中国人嫌だったけれど、と言いながら次回から貴女に診察してもらいたいですと必死に伝えました。

NIPTの結果に関しても、ユーロ圏ではもっとたくさんのトリソミーの異常を検知できるけど、中国では3つだけね、と言いながら、とりあえず全てローリスクで出てきました、と説明してくれました。その他の遺伝子異常はとてもレアなので、とりあえずコレでクリアしたとして、羊水検査はしなくていいと思うと言ってくれました。本来なら16週で母体血清マーカー検査をする様ですが、私は前回NIPTを受けているので、今回は胎児の心音を聞いて、尿検査をして終わりです、と言われましたが、どうしても超音波をしたいとお願いしました。

Vanessaは、現時点の週数では、胎児の成熟具合が中途半端で、臓器も完成していないし、あまり見れるものがないから16週で超音波はないのよ、と少し困ったような顔をしましたが、前回から一カ月経つし、成長の過程を目で見たいからお願いします、と言いました。20週の頃には、心臓の弁や各臓器もしっかり目視出来るようになるから、との彼女のコメントに、ディーも次回でいんじゃないの?何も見れないなら、と言いだしました。初めて来た彼にとっても、実際にお腹の中に居るんだ、と実感させるためには、見せるのが一番だと、私は譲りませんでした。

中国の超音波は凄く細かく診断が長いと前回書きましたが、今回も説明こそありませんでしたが、10分以上色々な部位を見る事が出来ました。彼女がもう少し英語が出来ればいいのに、ウンともすんとも言いません。たまにジェスチャーで、こんな格好してますよ、と知らせてくれるのですが、そういうのいらないから中身説明してくれや、と思います。

心拍を確認して音を記録した時に、ディーがクフフフフと笑いました。どうしちゃったんだろうと思って見ると、ニッコリ笑っています。彼の皮肉に満ちていないスマイルは希少で、薄ら気持ち悪いと思うと同時に、無理して超音波やって良かった、とホッとしました。

診察後、彼は始終ご機嫌で、次回の検診も一緒に来て、中身が完成したか見たい、と言い出しました。まだまだ本格的にお腹が出ていないから、本当に居るのか実感が湧かなかったけど、心拍数を聞いて、形を見て、前のエダマメぐらいだった時よりよっぽど大きくなって、なんだかリアルに感じてきた、というのです。

男性は妊娠しないからこんなもんなんでしょうね。でも彼には前回と同じ様な状態にはなって欲しくないので、(彼には昔のパートナーとの間に双子の子がいます、今多分6歳)父性を芽生えさせるためにも、とても良かったと思いました。とりあえず次回もDr.Vanessaの予約を取りました。

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