結婚式をしない、ウェディング写真もとらないと言うイギリス人彼氏

婚約指輪の重みはどれくらい?

私の友人はアメリカで仕事をしていますが、その彼女の日本人のお友達が、お金持ちのアメリカ人と結婚し、ニューヨークに住んでいるそうで、その友人がどんだけでかいダイヤの指輪をつけているかを私に話した後、『そんなに高いものでなくてもいいけれど、払う人は無理しても払うし、どれだけ彼女の気持ちを尊重しているか、だと思う。』と言われました。

今時高校生も4000円の指輪なんて買わないでしょう…と。

ぐさりと刺さりました。私の彼(イギリス人)がくれた婚約指輪は、何の石もついていない、サンゴだかなんとか貝だかのキラキラがついた安物でした。4000円という値段を見た時はさすがに驚き、呆然としましたが、これをどうやって調べたか言うのも嫌だし(グーグルで店名を検索したのですが)

安物を買ったんだな!と彼に言っても彼のプライドを傷つけるだけで、何にもならないのだろうな…と思っていました。

ですが彼と旅行に行った飛行機の中で、3列席の隣に座った女性が、きらりと輝くダイヤ付きのリングをしているのを見た時は、やはりこれぐらいが普通だよな、と思い、かなり悲しくなりました。

彼にお金を使ってもらえなくても落ち込まない

私は好きで彼と一緒にいますし、彼がケチなのもよく分かっていますし、友人が言った言葉は的を得ていると思います。

どれだけ彼女の気持ち・思いを理解して(女の子をどう扱うか、とかも含めてです)ここは払ったらこの子が喜ぶだろう、と思うのが男だと勘違いしていましたが、私の彼には全く通用しないのです。

しかしこの安物の指輪は半年以上尾を引いたので、やんわりと話をして、これ(安物)をマリッジリングにするから、もう少しきらっとした女の子っぽいデザインの指輪を誕生日に買ってください、とリクエストしました。

私にはとっても大事で、これがあると毎日が楽しくなると思うから。あなたには理解できないとわかっているんだけど…

言い方は悪くなかったので、彼は『僕はそんなものより、誕生日プレゼントは実用性のあるものを買ってあげようと思ってた…』とは言ったものの、私がリコメンドしたジュエリーショップに一緒に行ってくれました。

そこで、一番安いのが2万7千円。彼は日本語が話せないのをいいことに、私に英語でこそこそ話し、僕のバジェットより少し高い、と言って店を出てしまいました。

なんて奴だ、と思いましたが、彼は彼で、私が好きそうな店を考えていて、後にそこに一緒に行ったのですが、決まらず。

私が可愛いなと思った店で、安そうなものを選んで、メモして買ってきてもらいました。

結婚式はお金がかかるからしない、ウェディングフォトもなし

こんな感じで、彼にお金を出させるのは至難の業で、毎回支払いがある度に、私は少し憂鬱になるのです。

婚約はしたものの、結婚式は諦めようと決めました。私自身はバツイチなので二回目ですし、一回目はやったので、もういいかな、というのもあります。

でも、何か形に残さないといけないんじゃないか!?と、駆り立てられるような思いがあり、フォトウェディングだったら、写真だけだし、安いし、形に残るからいいかなと思いました。

早速彼に話しましたが、ものすごく反応が悪いです。『僕は昔から写真が嫌いで、あなたが綺麗なドレス着て撮るなら構わないけど、僕はいいよ…』なんて言うのです。

結婚式の写真一人でとるバカがいるか!と思い、「あなたはさ、私と結婚するのに特別なことは何もしないわけ?結婚式しないだけでも物凄い節約なのに、一万円の写真も一緒に撮ってくれないの?私を喜ばせようとかそんな気持ちはないわけ!」と激怒しました。

彼は『そもそも結婚自体が最大のコンプロマイズ(妥協・譲歩)だから!僕はもともと結婚式なんてあげるつもりなかったし、そんなに色々嫌なら、もう結婚しない方がいいんじゃないの?』と言われました。

更に怒っても、よかったのですが…私は自分が線を越えてしまった気持ちになりました。

やっぱり自分が引きましょう。何が大事かの見極め

彼は草食動物のように気性が優しく穏やかな人なのですが、自分の心地いいゾーンを踏みにじられると、すごく厳しいことを言います。

私は、その言葉が聞きたくないし、その彼を見たくないので、自分が引こうと思いました。暗くなり、とても落ち込みましたが、おばばになってもその写真を毎日見るわけじゃないし、数年飾るくらいなら、いいか、必要ないかも、と思うようにしました。

乗り気でない彼を引きずり回して衣装合わせに行きたくないですし、私が着たドレスの感想を聞いて、なんでもいいんじゃん?なんて言われるのもやだし、撮影当日、仏頂面のイギリス人を無理やり笑わせ、引きつった笑顔の写真が出来上がったら、私は自分の主張を通したことをきっと後悔します。

リレーションシップでは、事あるごとに妥協が必要です

が、これは相手を勝たせるとかそんなことではなく、自分が気持ちよく生きていくため、なんだと思います。

結婚式を無理やり挙げるよりも、いつも朗らかで明るいディーが上機嫌で居てくれる方が大事だと思いました。

しかし、私のウェディングフォトに対する執念はまだ続くのでした。

スポンサーリンク
検索
Scroll Up