融解胚移植周期のスケジュール、とオーク銀座レディースクリニックのお医者さん達について⑧

前回はクロミッドとHMG注射を併用した中刺激周期で13個の採卵、翌日受精が確認出来たのはわずか1つ、後になって分割が始まったと分かった胚は4つだった。受精率が悪い、と採卵後初めての診察で担当した医者(太田先生)に言われたけれど、突っ込んで聞かなかった、理由は後ほど。

予算の都合で、凍結は5個までと凍結制限をかけていましたが、それでも5つ全部凍結し、保管すると管理料も凍結料もかかります。凍結管理料は長ければ長いほど安くなり、短期だと割高です。解凍したらその分は返金されるらしいけれど、計算式がすごく複雑で、読んでも全く理解できなかった。とにかく節約の為に、胚盤胞まで追加培養してもらって、良好胚を選別することにしました。

胚盤胞までいったのは4つ、その内ひとつは明らかに遅れていたので、トップスリーの胚達を凍結しました。可能性がない胚は凍結を勧めない、と培養士は言っていましたが、分割のスピードがグレードに加味されるクリニックもあり、私はそれは一理あると思います。他のに比べて成長が遅い胚は、やはり何かしら理由があるのでしょう。

今回はその続き、いよいよ胚を解凍し、子宮に戻します。

オーク銀座レディースクリニックでは、採卵の次の生理から、子宮内膜が問題なければ融解胚移植ができるそうですが、ちょうどゴールデンウィークは中国に居て物理的に無理だったので、1周期お休みを入れての移植周期に入ります。

採卵の次の生理から直接入るのは、身体への負担が大きい様に感じました。採卵後は腹部がとても痛かったですし、注射や飲み薬も連続して服用し、卵巣を刺激したので、身体の一部だけ過剰に働いてしまったような、何とも言えない疲れがありました。

もちろん精神的なダメージもありました。毎日クリニックに言ってヒトと会わなきゃ行けないのですし、いつも楽しい体験を出来る訳じゃないです。注射が痛い看護師に当たってチッと思ったり、医師にムカつく事を言われたり。なのでほぼ1ヶ月余計に時間は過ぎてしまいましたが、普通に過ごせるリセット期間があって本当によかったです。

次のステップとしては、次回生理の来る、約一週間以内に来院し、エコーで子宮内部をチェックし、問題ないようであれば融解胚移植周期の支払いをして、薬を受け取るということです。

今回は2回目の男性医師の診察でした。前回は私の苦手な女医を避けるため、男性でも仕方ないか、という選択肢でしたが、結果男性の方が無駄話もなく、簡潔に直球で話が出来るか、と思い直し指名しました。

オーク銀座レディースクリニックは、医師が診察するスケジュールが決まっているので、先生がいる日に来る限り、指定ができます。私はいつも同じ女医さんを選んでいましたが、前回彼女に、『アナタみたいに何でも知りたい人が結構いるから大変なんですよ…』と呟かれて以来、当たり前の権利だろうが、高いお金払ってんだぞ。と思ってしまい、彼女に診てもらいたくなくなりました。

経緯としては、採卵後初の診察で太田先生に受精率の悪さを指摘されたので、それは精子と卵子の相性が悪いという事でしょうか?と質問したら、まぁどちらかに問題があるんだと思いますよ、と曖昧に言われて、理由を次に述べてくれるんだろうと思ったのに、それで会話が終了してしまい、きっと分かっていたら教えてくれるだろう、調べるにはまた金がかかるんだろう、と思い、流してしまったのがきっかけで。

でも、やっぱり聞いておけば良かったと何回も思って、その次の診察で、結果発表の日だったので、いつも診てもらっていた女医だったので、受精率の悪さに関しての説明が殆ど無かったので、と言って切り出しました。

そうしたら、彼女少しムキになってしまって…何か気に食わなかったんだと思うんですが、その時点で分かるもんじゃないんですよ、と強い口調で言われました。説明にも段階があって、まだ体外受精をやるか決めてない人が、カウンセリングに来て全部聞きたがる、みたいなもんですと。そこまで言った訳じゃないけれど、まるで『やると決めてお金払ってからちゃんと説明しますよ、それまでは私達の時間の無駄なんで』と言われた気分になりました。いや私もう採卵してるんですけど、次もやるんすけど、それでも聞いちゃダメなの?と思った。

その人はちょっと変わってるかな、と感じる人で、今までは害が無かったからいいものの、アンタみたいに何でもやる前に知りたい人がいて困る、と言い放たれたので、もう結構です。と、なりました。

太田先生は、穏やかな雰囲気です。説明は最低限しかしない印象、診察もトークもミニマム、質問しなければ終了です。

太田先生は移植もするそうで、2時過ぎに大抵行われる移植手術に重なる時間帯だと待ちます。私は2時半の予約で、診察して頂いたのは3時半でした。何もない中待合室で、1時間座っているのはしんどいです。後から来た女性達が、私より先に終了し何人も帰っていきました。会社を抜けて行ったので、気が気でなく、本気でイライラしました。こちらのクリニックは働いてる人にフレンドリーではないと思います。

だいぶ待った割には診察はすぐに終わり、では看護師と話をしてお支払いしてお帰りください、となりましたが、看護師さんと話すと、先生達からは薬の種類やスケジュールに関して説明はありましたか?と聞かれ、イイエ…と答えました。看護師はちょっとため息をついたような感じになり、では融解胚移植に関しての説明をしますので、またお待ち頂けますか?と言われ、また中待合室で待ちます。

ちょうどその時、看護師さんは一人で対応していて、医師も二人、診察室も二つあるのに、卵巣刺激の注射だけ打ちに来る患者を対応したり、私のような周期始めの人に説明したり、患者さんを診察室に案内したり、大変そうでした。

彼女が悪いわけじゃないのは分かっていて…人手が足りな過ぎだろう、といつも思います。

待ち時間2時間弱、やっと説明してもらいました。各薬剤の使い方や価格の比較をエストロゲン製剤と黄体ホルモンの2種類別々に選びます。医師のおすすめとは真逆に一番安い薬にしました。看護師さんとしっかり話せたのは良かった。

前回の中刺激法では、30万に抑えたかったのに、卵胞が10個近く基準を超えるまで採卵のゴーサインが出なかった為、一本8000円以上するセトロタイド注射を3回打ったことと、土曜日の採卵で追加料金が15000円もかかったこと、思ったより採卵数が多く沢山加算されてしまった為、大幅に予算オーバーしました。終わってみたら36万円。

低〜中刺激を選んだ意味がありませんでした。私は無理して13個も採卵したくありませんでした。それなら良質な8個くらいのが受精率は上がったかも。勿論素人の推測にすぎません。でも、お医者さん達は確率論メインで話されますが、裏付けが取れる程のデータはこの分野で有るのかな。例えば顕微授精にして、産まれた子供が20才になった時、40歳になった時の結果とか、まだ知られていない部分がたくさんあるはずでしょう。

結局生殖医療もビジネスなんでしょうかね。患者さん一人一人に合わせた、というのは理想論ですね。

きっと、比較すべきじゃないけど中国とは違うだろうから、とんでもなく質の違う薬剤を比較させることはないだろうと予想し、とにかく前払いの7万円にぴったり収まる予算感でいこうと思って薬を選びました。

私が選んだホルモン剤は両方飲み薬なので、膣坐薬とかしなくてよくてホッとします。やはり、心身共に負担にならない治療が一番。自費診療なんだから。

今度の生理が来たら、電話で次回の予約を入れます。オーク銀座レディースクリニックでは、生理第12日目に内診をし、内膜の厚さが一定以上になっていたら移植日が決まり、第2のお薬を飲み始めます。

看護師さんが、私の予算が足りないのをよく理解していて下さって、計算機を叩いて、妊娠した場合はここまで服薬だからいくらかかりますよ、という言い方でアドバイスしてくれたので、前回よりは予算を抑えて挑戦出来そうです。

大体お話をするのはいつも同じ看護師さん。彼女には前周期からお世話になってます。説明がしっかりしているのと、その時の状態を最大限に考慮して対応してくれます。彼女達がいなかったら…といつも思う。

薬の料金表です。しっかり選んでちゃんと計画。
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