北京の大気汚染の現状と対処法〜2018年11月現在

大気汚染を計測する機械を家庭で持つのが普通の北京

北京国際空港のすぐ近くのShunyi area-顺义区に住んでいます。旦那は細かい事を気にしない、それにとても合理的(ケチ)なイギリス人で、きっと何も対策しないだろうと思っていました。しかし、近くに住む同僚がこぞって空気清浄機を購入し、大気汚染の度合をチェックするのを聞いて、うちでもやらなければと思ったようです。

うちにある空気を検査する機械。淘宝网-タオバオで79元でした。正確さは不明で、安いので私は信じてないが、夫はすごくコレを気にしている。

表示の内容は、上からHCHOがシックハウスの原因のホルムアルデヒド。真ん中のTVOCはTotal Volatile Organic Compoundsの略で、総揮発性有機化合物を指します。日本ではホルムアルデヒドを含んでTVOCのみ、測定する事も多い様ですが、中国は壁に塗るペイントが安価で、中には安く仕上げる為に、非合法な薬物が混入している事もあります。そんな理由で家具や塗料に使われるホルムアルデヒドを別途検知出来るようにしてるのだと思います。

私が気にしていたPM2.5を専門に検知する機械はとても高価で、とりあえずこのインチキでお茶を濁しています。窓際に置くと全てがゼロになるのですが、外の空気が全く汚染されていないとはどうも考えられないのです。ちなみに一番下のAPIはAir pollution indexの略。少し前まではこのAPIという指数を中国では使っていた様です。

北京の大気汚染の現状

日によってまちまちですが、私達の住む顺义地区のAQIレベル (Air Quality Index)は、想像していたよりも良好ですが、酷い日には外出出来ません。

では実際にどうやって測るか、ですが、基本的には大気汚染チェッカーを室内に置いて計測し、あとはiPhoneの天気のAQIと地図アプリにでるAQIもチェックします。

写真右下の小さなボックスを見ると、今日の付近のAQI指数は35。窓が開けられるレベルです。APIとAQIは異なる指数ですが、大きくは変わらないので、大体どちらの指数でも50を超えなければまぁいいだろうと思っています。下の図はAQI指数のグラフ。

iPhoneアプリの天気の下の方にも、地区のAQIがでています。

二つとも同じiPhoneのアプリですがだいぶ誤差があるのがお分かり頂けると思います。仕方ないですよね、大気は区切れないし、地続きではないから、正確な数値は難しいと思います。

ではどのような対策をとるか

うちでは三台の空気清浄機を使用しています。旦那がホルムアルデヒドに取り憑かれてしまって、妙に数値を気にするので、二台は寝室に。大型の一台はリビングにあります。

この子は(xiao mi)小米-miというブランドで899元でした。とても洗練されたボディで静かで素晴らしい。もう一台はパナソニックにしました。

なんか真っ白を期待してたのに、うすらグリーンの花柄でガッカリでした。”mi”のがよっぽどお洒落で中国ぽくない。

松下さんはどうしちゃったんですかね。でも、この子はホルムアルデヒドも除去できます!と表示しています。空気清浄機により除去できる物質も異なるのです。

miの方は主にPM2.5を意識して作られていて、スクリーンパネルにPM2.5の指数を表示してくれます。結果的には両方必要だったわけで。AQIが高くなると、スクリーンは赤くなります。

問題は信憑性。どこまで信じられるか

うちのインチキ大気汚染チェッカーは、窓を閉めると指数が三倍に上がります。危険なレベルになることもしばしば。下の写真ではちょっと汚染されてますよ、というレベル。

リビングに置いてるレンジで抹茶ミルクをチンして出しただけなのに…それでも旦那はこの子にゾッコンなので、赤い印を見ると狂ったように全ての窓を開けます。ものすごい寒いんすけどね。

ここ最近で一番酷かった日は、AQIが300を越えました。こんなに悪いのは月に数回ですが、一切外出ができません。

Hazardousって、バイオハザードを彷彿とさせますが、滅多に聞かない言葉ですよね…

翻訳通り、命の危険を感じます。しかし、翌日にはAQIが下がったりするんです。ある中国人は、風向きだと言い、ある中国人は政府が操作してるんだ、といいます。操作できるもんなら綺麗にして欲しいです。

現状では1週間に1回くらい悪くなり、1か月に1回くらい外出不能になります。

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