ホームスイートホーム

北京に戻って来ました。金曜日はお休みを貰って、週末をディーと一緒に過ごし、月曜日に東京に戻ります。移動は疲れますが、まだアジア間なので行き来がしやすいです。羽田は混んでいたのに、北京空港はガラガラで、初めて殆ど並ばずに入国審査が終わりました。北京首都国際空港は、無駄にでかく施設内をモノレールで移動します。

モノレール乗り場には警官が60人くらいいて、特に何かあった訳でもなく、シフトの交代なのかな、みんな一緒に違うターミナルまで移動しました。日本だとおまわりさんは、制服に身を包んでいるし、国民の目もあるので警察官らしく振る舞いますが、中国の警官は、席を独占して怒鳴りながらお喋りしたり、ガハガハ笑ったり、携帯をいじったり、自由です。やっぱ中国だなーと到着してすぐに思う私。

タクシーを捕まえる時にアプリを使うと、電話がかかってきてしまうので、私は番号がないので通話できずキャンセルされてしまう為、空港からはメータータクシーを使うことにしています。

前回の運転手さんは超年配で、やばいのに当たった…と思ったけれど、客は車を選べないので、仕方なく乗りました。言った住所がわからなく、じっさまのスマホに私がピンインをタイプして設定し、走り出しました。が、トロトロ走り、抜かれて行くので時間がかかってしまい、全く効率的でないマニュアル車にイラつきました。

今日は誰も並んでいなくて、タクシー乗り場に着くとそのまま乗車できました。ジジイでありませんように、と祈ると、運転手は中年の男性で、どこまで!?とぶっきらぼうに聞かれてひるみました。予め書いてあった住所を見せ、ここにお願い、と言いました。この運ちゃんは始終乱暴で、ハラハラして気が休まりませんでした。合流地点では一番ギリギリまでアクセルを踏んで、もう壁ってとこで無理矢理車線変更するので、危ないったらありません。

逆に誰かが横入りしたり、信号が青に変わったのに発信しない前方車には、ありったけの悪意をこめてクラクションを鳴らします。36年生きてきて、あんな勢いよく叩く人初めて見ました。一回押したら長いしね。あの機能だけ壊れるんじゃないかな?中国の車はクラクションの耐久性も世界一に作られているのかな?私なんて鳴らすのが怖くて、「プ」ぐらいしか叩けないのに。最高裁の判決で、ハンマーを人が殺せるぐらいの力で叩いた感じですね。そんな振りかぶらなくても…

無事にスイートホームに着くと、私は掃除から始めます。ディーはキレイ好きじゃないので、家がとんでもなく汚れています。今回は一カ月以上帰って来てないので、フローリングや水回りの垢が酷かったです…。

掃除をしていく内に頭がスッキリしてきて、お腹が空いたらキッチンにある賞味期限切れの物を整理して食べたり、持って来た物と持ち帰る物を入れ替えて、帰りの荷造りをはじめちゃいます。

日本の家はあくまで機能的な存在で、中国の家には私の全てが揃っています。次に引っ越す時には、海外で商売を始める時だと思うので、少しずつインテリアや小物を集めて箱詰めするようにしています。物置がひと部屋ありますが、もういっぱいで、ディーのガラクタや陶器のコレクションが未開封のまま積んであります。見なかった事にして掃除を続け、寝具を洗い、加齢臭のする枕を干して、ソファのカバーも変えます。

私が前回洗ってから一度も洗濯していないという布団カバーは、外人のニオイがプンプンしていました。

例を挙げればキリがないけれど、私がやっていた家事は彼のルーティーンに加わることなく、ポッカリ抜け落ちているわけです。

一通り家事が終わると、彼の職場まで迎えに行きました。会ったら「チャンポーン!!(私の呼名)」と叫ぶ彼。頭ボサボサハゲ。相変わらずですな。

一緒のブランドのバイクに乗ってホームスイートホームに帰ると、なんだか彼と一緒にいることが不思議に感じ、あー、距離が生まれるとはこういう事か、とシミジミ感じました。何となく変な感じがするわけです。

彼は全く変わらず、私がいたらご飯が自動で出てくるもんだと勘違いしており、ささっとシャワーを浴びるとお気に入りの場所からテレビを見はじめました。

きっと彼はこうやってずっと生きていくんでしょう。冷凍のギョーザを焼いて、フルーツ盛りを作って、ディーにご飯をやり、私は風呂に入ることにしました。

しばらくすると彼が遊びに来ます。ノックノック。「チャンポン?」お風呂はどうですか?疲れましたか?

懐かしく、甘酸っぱい気持ちになりました。頑張って結婚生活続けなきゃ

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