毛刈り

北京に帰り、毎回ですがディー(夫)の身なりに愕然とします。ヒゲもボーボー、ハゲに反比例するように後ろ髪が伸びています。

汚らしいなー、ボサボサしてるなーと思いますが、本人がそう思わない限り変えられません。今回は旧正月が目前で、東京に帰る予定だったので、少しこざっぱりしたいと自分から言ってきて、ヘアカットをすることになりました。

バスタブにまっ裸で座らせて、バリカンで刈っていきます。後部に残ったふわふわの毛が柔らかく、動物の毛刈りをしている気分。

2段階ある長さ調節のプレートを使い、大体のところを切って、短い方で耳周りなどを整えます。

自分に息子がいたら、散髪してあげるのはこんな感じなんだろうかと思います。息子というよりはワンコだろうか。

頭頂部がつるっぱげなので、サイドに重みがあると変で、横の毛を正面のボリュームに合わせると、後ろがたっぷりすぎて、また変。

でもあまり切るとうるさいので、彼が見えない後ろの部分にかけて、サイドとうまく混じるように刈っていったら、三角形の毛だまりが後ろにできてしまった。

しまった。どうする?全部刈っちまうか?いや、刈ったら落ちた毛束で短くしすぎたってバレる。このままにしておこう…

また会社の人に突っ込まれて失敗したのバレるかな

毎回トライ&エラーで、エキセントリックな髪型になるディーさん。会社で写真を撮られて、私にクレームをつけることもあります。

みんなに笑われた!病気かって心配された!

と言いながらも、自虐ネタで笑いを取るのが好きな彼は、私の下手なヘアカットも家族行事の様に捉えています。

センシティブな頭頂部のパヤパヤには手を付けず終了すると、頭の真ん中に長い毛が残ってる!と、自分でチョキチョキしています。

だってアナタがそこは残したいっていつも言うから…

彼の要求は難しい。

昨日髪を切り、今日彼のオフィスに遊びに行くと、同じチームの人が、

「どうしてあんな風にしたの!?」

と爆笑しながら聞いてくるので、いやいやワザとじゃ無いんです、彼が床屋に行かないのが悪いんですよ、私はプロじゃないし、今回はうまくいったと思ってたんだけどなー

としらばっくれると、ディーが横から入ってきて、『中国の昔のサムライの髪型にしたんだね!って言われたんだから!』と言います。

辮髪っすね。さすがっす。

確かにね、そうよね

みんなでひとしきり笑って、ディーは『nice to have you back!』と皮肉を言いながらも、またいいネタになった、シメシメという顔をしていました。

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