つまらねぇ仕事

日本に帰ってきて4ヶ月、ちょくちょく会っているとはいえ、別居も4ヶ月になりました。中国では暇で暇で暇すぎて、喉から手が出るほど、あんなに欲しがっていた仕事も、働いてみると不満が出てきて、もう辞めたいなーなんて思っています。

私の経歴の中で、仕事が長く続いたことはあまりないのですが、大体3ヶ月ぐらいで、会社のやっていることや伸びしろが分かってしまい、顧客を騙しているようなトリックを使っていたり、従業員がお互いに攻撃し合う文化を持っていたり、いても自分が成長しないであろうと推測できてしまうと、つまらないな、と思い始めてしまうのです。

会社は自分を成長させる場所ではない、自分が何を提供できるかを考えろ、とはよく言いますが、よっぽどお金がいい場合を除いて、そこにいるメリットがないと続けるのは難しくないでしょうか。

逆に、なんで仕事が続かずジョブホッピングをしている人がすごく叩かれる世の中なんだろう、とも思います。インスタントな関係がよしとされる時代で、出会い系アプリもワンスワイプで好みの人をイエスかノーかで振り分けてしまう、瞬間的な感覚がトレンドの時代です。お付き合いする人は一晩だけで取り替えても、そんなに悪いとは思われないけれど、なんで仕事になると3ヶ月で辞めたらやばい人、となるんだろう。もっと仕事という呪縛から開放されてもよくないでしょうか。

せめて1年務めないと職務経歴書に書きにくい、ともよく言いいますが、1年も不愉快な職場で耐え忍ぶなら、私だったらスッパリ辞めて次の仕事を探すけれど…。でも私の履歴書はきっと最低な部類なんでしょう。

前の職場では、有能なわけではなく、窓際族で会社に何年も居座っている人がたくさんいましたが、その人達の生産性をみて比較しても、私が将来性がないから転職しようと思うほうがまだポジティブに見えますが、実際の社会からの評価は、長年勤めた人が優秀で、仕事を短期間で変えている人は問題がある人間だと思われます。私は自分がパッションを捧げられる仕事がしたいだけなんですけど。

同僚達はそんなに悪くないのですが、オフィスに女性ひとりで女のゴタゴタに巻き込まれることもないし、でも、なんか違うんですよね。このしっくりこない感は、みんな持っているのか?私がHSPだから、色んなことに敏感で疲れて嫌になっちゃうだけか?普通の人はできるのに、私だけが続かないのは、HSPとかいう以前に、私の忍耐力がないだけで、社会不適合者なんだろうか。

そもそも、自分のやりたい仕事に就けて、生活が出来ている人なんて、全人口の何%いるんだろう、日本人だけで、どれぐらいのパーセンテージなんだろう。

毎日往復3時間電車の中で過ごしていて、寝るかネットを見るか、本を読むか、込みすぎてて携帯を触ることもできず、音楽を聞いて立ち尽くすか、この時間の使い方が、人生に有用とは思えないのです。いわゆる普通のサラリーマンは、どうやってモチベーションを保っているのでしょうか。毎日どうやって暮らしているんだろう。

仕事があることは幸せで、収入があるからこそ体外受精にも踏み切れたのだけれど、自分が何をしているのかよく分からなくなります。中国を離れて、旦那を置いて日本でつまらない仕事をしている意味が、わからないんですね。

日本にいれるのは幸せです。サウナもあるし、お風呂も世界で1番よく整備されているし、どこも清潔で綺麗だし、納豆や豆腐が98円でスーパーで買えるし、果物も世界で一番美味しいものが揃っている。炭酸水も50円台でおいしいのが手に入るし、モノは、とにかく素晴らしい。外国ではこんなに低価格でいいものは、ありません。

会社は思いっきり中国化していて、オフィスの中の会話も中国語だし、中国との電話会議で中国人6人が同時に話しているのとかもしょっちゅうあり、騒音がひどすぎる。なんでそんなギャンギャン喋らないといけないの?と思う

中国人の同僚に、声でかすぎじゃない?と聞くと、声でまず圧倒して怯ませないといけないから、と言った。ハッタリをかますために、嘘を自信満々で大声で言って相手を制圧するのだという。そういう文化って日本と超違いますね。聞いてるこっちはうるせーんですよ。

毎日社長の奥さん(中国人、20代後半、ギャル、私よりよっぽど化粧している。)がオフィスに遊びに来て、空いているデスクでYoutubeを見て、ここは飲み物タダだからいーねー!と言って、大声でお喋りして邪魔して帰っていく。仕事にならん。大した仕事でなかったとしても、本当に仕事にならないのです。

こういうの普通じゃないよね、と中国人の同僚に聞くと、いや、中国では日常茶飯事ですよ、と当たり前のように言われる。ここ日本なんですけどね、まるで中国にいるかのようです。いつから私はこんなに中国人に囲まれるようになっちゃったんだろう。中国人が増えたからか?銀座でも新宿でも、喧騒に紛れて聞こえてくるのは中国語。恐ろしい世の中になってきた。

中国人のボスの指令は毎日変わる。昨日言ったことが今日は全く違うことになる。その際に理由などはなし、自分がこう思うから、というだけ。ワタシがオーダーを出します、アナタ達日本部隊は、言われたことをやってればいいんです。決裁権はないと思って下さい、意見も要らないです。と平気でいう割には、日本市場への見解はなく、裏付けやリサーチもなく、長期目標もない。

3−5年の長期計画はありますか?と聞いたら、そんなものは無い、と言い切った。その潔さはすごいけれども。3ヶ月の短期目標(これこれをやりましょ、という程度)をやりこなしたら、その後また3ヶ月考える、と平気でいう。そんなんで大丈夫なんだろうか。長期目標がない会社なんてはじめて。

会社のビジョンやビジネスプラン、ストラテジー、私は経営者ではないので、はっきりと何が必要なのかはわからないけれど、こんなにナンニモない会社はめずらしく、よく会社として存在しているなと思う。

凍結胚移植にお金が必要だから、今辞めるわけにはいかないけれど、あと数ヶ月居座って、何回か移植手術をしたら、仕事を辞めてアルバイトをするか、中国に帰ろうかなーなんて思っている。

毎日ディーとはFaceTimeで話しているけれど。近くにいないのはやはり影響があるし、私の心の闇は彼が一番上手にコントロールできるので、彼がそばにいないのは痛いです。自分が日本に帰ると言ったのだけれど。

あのまま中国に居たら、妊娠は絶対にしていないし、私は毎日暇で、ディーに八つ当たりして、もっと状況は悪くなっていた。今は、仕事もお金もやることもあるけれど、精神的に満たされているわけでもなく、彼がそばに居てくれたらいいなあなんて思う。結局の所、場所はとても大きい要素ではあるけれど、要素でしか無いのでしょう。どこにいても自分で自分を幸せに保てる人は幸せを感じるし、私のように自分の気分を他人に調整してもらいたいような人頼みの人は、環境にとても左右されて、周りの環境で一喜一憂してしまうのでしょう。

アウシュビッツで生き残った人は殆どいませんが、生き残った人のメンタリティは、最低な環境の中でも正常なココロを保てて、いつかは救われると希望を捨てなかった人だったそうです。私はそういう環境下で1番最初に死にそうな人材です。それがダメとも思わないけれど。もちろんトレーニングでメンタルは強くなりますが、持って生まれた素質もやっぱりあります。私の夫は何も考えなくても毎日ポジティブですが、私は死ぬほど努力してやっとフラットになるかどうか。

でもそんな自分でも、死ぬか生きるかと問うと、生きますというので、生きるしか無いのです。生きるなら、よりよく生きるように努力したいものです。成長していると感じられることは、私の唯一の中から湧き出る原動力になるので。

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