タイ旅行記〜プーケットのThe Windmill Hotelでイギリス人とホリデー

外人のバケーションと、日本人の海外旅行はだいぶ違います。ヨーロピアンは、ホリデーが数週間と長く、ひとつのホテルにずっと滞在したりします。

時間の使い方もちょっと違く、日本人の様に、日帰りのツアーを行く前から予約して、スケジュールびっしり、日中はホテルに居ない、なんて過ごし方はしないのです。

ひたすらプールの脇で転がったり、昼間からビール飲んでタバコ吸ったり、読書をしたり、とにかく何もしないでゴロゴロする人が殆ど。

ウチの夫はそこまで、行動はウェスタンではないが、アクティビティにお金をかける概念は無く、タダでできる遊びに固執し、高いレストランとかを嫌う。なので、オシャレして旅先でディナー、なんてのはほぼない。

生粋の日本人の家庭に生まれ育った私には、何もしない時間の使い方がしっくりこない。旅行に行ったらいいホテルに泊まって美味しい食事を楽しみたい。母親と二人で色んな所に旅行に行っていた時期が懐かしい。

イギリス人の節約家が旦那では、今迄の様な旅は出来ないので、自分が変わるしかないのであります。

今回はタイのプーケットとピピ島、クラビに行く計画を立てました。北京が寒いから、ヒートが必要だね、なんて話しをしていて。聞こえはいいですが、最大限コスト削減した格安旅行です。

宿はアゴダとエクスペディアで殆ど予約済みでした。そのホテルにより、各海外予約サイトでの金額が微妙に違うので、トリップアドバイザーとトリバゴで一軒ずつ比較して選びました。探すのは私、承認するのは旦那。結婚してからは、払うのは旦那が殆どになりました。だから審査も厳しい。来年から私が稼いだら、また割り勘になることでしょう。

プーケットでの数日間はネイハーン地区 (Nai Harn Beach)のYanui beachに近いホテルにしました。

The Windmill Hotel Phuket

チェックインから、無愛想な姉ちゃんに幻滅しましたが、宿としての評価は三つ星程度ですね。

値段は、各予約サイトのクーポンを使わない限り、一万円前後です。高くもないが、安くもない。

私は予約時に必ずバスタブがあるかどうか、ジムはついてるか、サウナはあるか、を調べます。ホテルライフが充実していないと、旅を台無しにするからです。

この、ウィンドミルホテルは、プールあり、ジムあり、サウナありと最高の条件でしたが、現地に着くと現実は大きく異なりました。

サウナ、らしき小屋(竹造り)はプールサイドにありますが、ビーチチェアの敷物で詰まっています。よく見ると、サウナを使いたい人は受付まで、と書いてあります。

その日は曇りで寒く、部屋内はクーラーが効いていて、海水が冷たく身体が冷えたので、サウナをつけて下さいと頼みました。

受付の女性は、サウナをやる人間が8時から5時までしかいないので明日きて下さい、と無愛想に言いました。おととい来やがれみたいな感じでした。

ここのスタッフはみんな無愛想で、笑顔で挨拶するとか、頭の端にもありません。何か頼んだり聞いたりすると、嫌な顔をされてめんどくさそうに対応します。従業員のレベルは最低でしたね。何か不満なんでしょうね。

翌日、特にやる事もなく、近所のヤヌイビーチで泳いだ後、ホテルに戻って来たので、サウナを再度お願いしました。

サウナ担当というお兄さんが、ジムの前の客用のソファで、ひっくり返って携帯をいじっていて、全く動かないので、サウナお願いしてるんですけど。と言いました。お兄さんは、ほぼ目も合わせず、理解不能な言葉を吐いて草むらに消えました。

分かったんだろか?英語。心配になって、その場で待ちます。結構長いこと待つと、ガーデンから長い草を鷲掴みにした兄さんが帰ってきました。

なぜ?   とりあえず動きを見守ります。

サウナの裏方に消え、シュボっという音から始まり、何かを燃やしてる匂いが漂ってきました。

でもサウナに入っても寒いだけ。出て、お兄さんを捕まえて、サウナ冷たいよ、と言います。

てんみにつつ!

と叫んで兄さんは消えました。部屋に戻るとディーはすっかりテレビモードで、ピクリともしません。

せめてプールサイドで転がったら?せっかくここまで来てるんだからさ、と私。

ホリディー、とディーの一言。

まーいいか、サウナいこ

サウナに戻りますが、寒いまま、しかしナンプラーの匂いがしてきた。まさか蒸気のとこにナンプラー垂らしてないよな…

一向に温まらないサウナにイラっとし、出てボイラー室を覗きます。

なんと、卓上コンロみたいのにおっきな鍋がのっていて、なんかをグツグツ焚いていた。

こんなアナログで温まるわけなかろう

とりあえずサウナに戻ると、蒸気がで始めていた。ナンプラーの魚臭さに、レモンが混じってなんともいえないスチームを放出していた。お兄さんが収穫した草はレモングラスだったのだろう。

苦労してつけてもらったサウナだから、少しは入らなければ、と無理やり座ってみたが、クサイだけで汗なんて出なかった。

雨が降ってビーチも無しなので、テレビの前で転がっているおじさんを放置し、ジムにチャレンジ。

私はもっぱらウォーキングしかしないので、トレッドミルにのったが、動かない。もう一個のトレッドミルはベルトが裂けて、ガーゼみたいなので補強してあった、でも動かない。

仕方なく、電源が無くても使えるマシンにトライ、毎回踏み込む毎に、ガコン!と落ちてミシミシ音がするので使えなかった。

ジム失敗。

サウナもジムも嘘じゃん、形はあるけど、中身は稼働してなくて、取り繕うだけ取り繕って、中国みたい。

そう、従業員も怠け気味でホスピタリティに欠け、笑顔が無く、まるで中国でした。

客室は薄暗い以外に、悪い点はそんなになかったけれど、バスルームはシャワーの仕切りが無く、床が濡れて滑って危なかった。お風呂場でツルツルのマーブル大理石って、どうかと思う。

あと、タオルの交換をお願いしたけれど、一日一枚と断られた。そんなホテルってねーよな、と。でも、スペアくらいあるでしょう?と喰らいついたら、満室でお客様が一杯だから、と謎の釈明をされた。

タイ人は語調が強く、言い方もきつく聞こえるし、何より、語尾になんでもカー!と付けて、変な英語にするから全く分からない。笑顔もないし、喧嘩売ってんのか、と思った。

朝食は普通。チャーハンか麺類が1種類と、ヨーグルト系、甘いもの、パン類、フルーツがあったが、補充はなかなかしないし、ハエがたかっていて不衛生だった。

猫は好きだけど、レストランに居住して、人間のご飯をもらうニャンコは可哀想で嫌だった。猫を飼った事が無い人は、塩分が猫に毒だと知らないだろうし。ディーもソーセージをあげようとしていて、ダメなんだよ、とやめさせたけれど、これまでに何人の人がしょっぱい食べ物をあげてしまったか…

連泊したが、ロケーションと朝食のフルーツ以外は楽しめませんでした。

ヤヌイビーチ

ホテルから徒歩3分。シュノーケリングができる小ぶりなビーチ。

ほぼ欧米人、ヨーロッパ系とロシア、中国で占めている。日本人ゼロ。波はなく泳ぎやすい。ディーは水中ゴーグルだけで泳ぐワイルドさを見せました。私は太陽がダメなので、全身真っ黒でムスリムと呼ばれていました。

ネイハーンビーチの先に、もっと小ぶりなビーチがあり、そこでもシュノーケリングを楽しめました。オプショナルツアーにかけたお金はゼロ。

シュノーケルセットは、アマゾンで買っておきました。リーフツアラーというブランドで、二千円以下、の割に最強に使いやすく、こんなに道具で変わるもんか、と思いました。曇らないし、視界がクリアだし、苦しくない。おススメです。

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