Too pregnant to leave Beijing 36weeks@北京ユナイテッドファミリー④

臨月に入り、いよいよ腹がでかくなり、身動きが取れません。もう飛行機にも乗れなくなります。もしかしたらコロナウイルスなどの特殊な状況下で帰国できるのかもしれないけれど、診断書や空港に行く面倒を考えると、このまま大人しくしていた方がいいんじゃないかと思いますし、日本に帰っても、入院の手続きもしてこなかったので、里帰り枠がまだ残っているのか分かりません。

お腹の子は、見事に上向きに座っていて、普通臨月に入ったら、頭を下にして手足を丸めて出産に備えるんだろうけれど、全然そんな様子はなく、ヘディングで胃を圧迫し、手で内臓を捏ねくりまわし、足で大腸や膀胱を蹴るという、散々好き勝手に動いてくれて、私は常に気分が悪く、お腹の中がつる感じでどっちに向いても横になっても苦しくて、生きているのが辛いです。

人によっては、お腹が下がって食欲が出るとか、胃の不快感が減るとかあるそうですが、私は日に日に苦しさが増し、とにかく早く出て欲しいと、心から願っているのですが、万が一破水したら、緊急帝王切開になってしまうので、たくさん歩いて出産を促す訳にもいかず、ただただまな板の鯉の様に転がるしかないのです。気持ちはイカ飯、真ん中がパンパンに詰まっている感じです。

32週で北京に戻ってからは、二週間に一回ユナイテッドファミリーに妊婦健診に行っていましたが、超音波は12月に東京でやった以来で、中国では毎回お願いできないのですが、37週でやる妊娠後期の超音波を前倒しして、36週でやってもらいました。

日本と中国の出産事情の違いは、帝王切開が一般的に安全なお産として人気がある事や、帝王切開が行われる時期もかなり異なります。日本では37-38週に行われる帝王切開ですが、中国やアメリカでは、緊急帝王切開以外の帝王切開は39週に行われます。理由としては、小さく産まれてしまった場合、入院が必要になるからだと、医師は言っていましたが、どうせなら早くやって欲しいので、なんとか前倒し出来ないかと、お医者に聞いたのですが、37週の検診まで様子を見て38週でやる方向で行きましょうと、やはり限りなく39週に近い予定になってしまいました。しかも予約を取る訳でもなく、いつ出産になるのか、分からずじまいです。

常識が違う国にいるので、日本だとあーだこーだと、毎回日本を引き合いに出して比較しても、あちらはあちらの持論と常識があるので、論破出来ませんし、その国に滞在している以上、ある程度慣習に従わなければなりません。いわゆる国際的なスタンダードの平均に近い希望に自分も譲歩しなければいけないということです。

帝王切開後は、1週間から10日間入院する日本ですが、中国では3日間です。お腹の傷がまだまだ痛い時に退院して赤子を連れて家に帰らないといけないという事です。考えてみると、日本はより慎重で、事が起こる前に危険因子を無くしていこうという心意気が感じられます。一方中国の欧米式病院は、リスクは勿論最大限にカットしたいけれど、5%ぐらいの破水のリスクを恐れて低体重児をたくさん収容するよりは、出来るだけ長くお腹の中にいて貰って、十分に大きくなってからお腹から出しましょうと、出たらなるべく早く家に帰ってもらいましょうと、そんな雰囲気が出ています。

北京ユナイテッドファミリーは私立病院ではトップクラスに高額な病院ですが、高いから余分なサービスが付いているという事ではなく、入院も最低限なので、それが嫌なら日本で産むのが良いと思います。

臨月に入ったので、これからは毎週検診に行きますが、毎回超音波で赤ちゃんを見れるわけでもないし、ノンストレステストをやった事もありません。たまーに、医師が心配したら子宮頸管のチェックはしますが、日本の妊婦健診とはかなり差がある、ゆるい診察が当たり前です。

私自身は、赤ちゃんにもうすぐ会えるのが楽しみで仕方ない、とはかけ離れた、しんどい妊娠後期を過ごしています。早く終わってほしいと思い、こんなんで母親になれるのか、心配です。

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